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あの新負


彼女は欲張りだったので、好きと嫌いを同時に言う

気にしなくてもいいよ、と言いながらすぐにしかめっつらをしたりして

何回も何回も、僕の肩にキスしながら背中をぶつまねをする

窓の外で冷たい雨が降っている時だって容赦しないから

足もとから凍っていく僕にそのままのポーズでいなさいと言い残してどこかへいく

たりないから補うんだね、でも相手に吸収するチカラがなかったときにはどうするんだろう?と僕はかたまったままでつぶやく

どうするんだろう?
どうするんだろう?吸収するチカラをつけるんだろうか?
いままでそれでうまくいったことなんてなかったのに
どうするんだろう?


エサがちょっとたりない群のほうが、エサをたっぷり与えた群より長命だったというマウスの実験があるよと戻ってきた彼女は言う

摂取した栄養分は、体の中で使われるために分解加工され、利用され
そのための反応にたくさんの酵素が使われる

その個体に特有な酵素が必要なの
それは外から与えることができないもの
新しいマイナスが常に必要とされているの
世界はそれで動いているの

くるくると中心がぶれないコマの様にまわりながら
世界はそれで動いているの

新しいマイナスは細胞のなかでうごめく
にぶい輪郭をもった無数の手で僕の体を内側から包む

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