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あの露眼

ひとつの正義が現実主義にとってかわられる時に、残る正義たちはとまどう。
一方的なのはどちらなのかは他からは見えないから、自分を理解してくれるのは敵だけになってしまった。あとはお互いにつぶしあって、なかよく同時に滅亡していくのだろう。
「飢えて死ぬ子どもの前では詩は何の役にも立たないが、飢えて死ぬ子どもは詩(を作るとき)の役に立つ」と言った詩人は、頭のつぶれた子どもの写真の前で何も言えないでいる。
自分のブログで(エントリーひとつを書く役に立つとは言わないで)庭に放り出しているもう使わなくなった冷蔵庫の上に咲いている花の詩が彼の存在証明。

去年、おととしと連続して叔母、伯母を亡くした男の寒中見舞いが大寒の日に到着する。「お元気ですか。年々年賀状を書く気が薄れます。ひどい世の中ですけど、しかたないみたいですね。」頭が良くて容姿端麗で手先が器用なのでつぎつぎと問題作を生産しているので何度目かの表彰を受ける男。あまりにひんぱんなので、何時までたっても名前を覚えてもらえない。このまま名前の無いまま一生を終えるのかもしれないことを悟ったようだ。

以上、めでたしめでたしですね、という(おめでたい)今年の初夢。
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