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あの采访

まず、祝福すべきですね、おめでとうございます。
いやぁ、ハ・ジンさんのときもうなってしまったんですけど、すごいもんですね。
クレオール文学特有の「どちらにも所属しない境界に追い込まれるときの不安定さ、越境によってもたらされた居心地の悪さ」が、ひとつひとつのことばの後ろにかさなっていて、それでいて伝えるべきことはきちんとストレートに伝えている。

この国の作家の文章が、フェティッシュというか、具体的なものからどんどん人工物にたよって、記号化抽象化されていくのは、確かにあははと笑ってられるんだけど、それでおしまい。その先が無い。あなたの作品の批評をしてる人のことばはほとんどが上滑りしてる。見ている人は見ているし、そのように書いてる。しかし「この人は書くことを持っている」ということはわかるけど、はっきりもうこの国の文学が死んでるとは言えない。そうでない人は、もう全員自分の生存の正当化に終始してる。ひどいもんですね。もちろんこんなこと言ってるわたしなんかその最たるもんなんですけど。

下放なんて不条理をどのように処理できるか。
やはり2000年の歴史はだてじゃない、遺伝子に組み込まれてるんでしょうね。
すごい生命力。
そういう人が今の日本を見てるわけですよね。
ああ、こういう風に見られているのか、と。一瞬、え?と思ってしまって、、、
オレってこんなに男前だったっけ、とか。
笑わないでくださいよ、いや、いや、ほんとに。

サービス精神なんてもんじゃないですね。命かかってんだから、みたいな。
あの迫力はすごい。たじたじ、しちゃう。
それもふつーの生活の中から、それの気負わない延長からスッとでてきてる。
かなわないですね。

同胞の方のフォローもナイスだし。
みんな苦労してるから、よくわかってらっしゃる。
たしかにわたしたちの国民性はひねくれてますからね。
奴隷根性というか、黒船がきてくれなきゃ昔のものは捨てられない。
自分の中から出てきていても、新しいものは認められない。
上の意向ばかり伺っているから、すぐに「空気読め」だからね。
発見や冒険より安心できるものでないと受け入れられない。
気をつけろ、そんな風じゃこの国で生きていけないぞ、みたいな。
ああ、こんな風に自分の国の悪口を簡単に言っちゃうところがダメなんですよね。
わかります。

あ、口が軽い?
あなたの国では、「口軽」って料理が「あっさりしている」とか「味が薄い」とか言う意味なんですよね。
たしかに口が軽いんじゃ、エネルギー取れないから、かの国では長生きできないかもしれませんね。
今日はどうもありがとうございます。


引用:「言語の境界を越えた語りを追いかける」『アジアを読む』,張競,みすず書房,2006.2.17.
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