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あの板路

それはしかたがないと言えばそうだ、とクフウフク氏はしゃべりはじめた。自分が所属しているシステムによって、内部の情報はそうなるように導かれ、そのようになっていく。そのシステムに合ったものがつくられる。人間は蝿男にはなれない。

彼女の発話はあらかじめ排除されているということをはっきりさせておく必要がある。彼女の代理人(たち)は彼女が生まれる前からこのシステムの中に存在している。彼らが彼女に代わって抗議する。「真実」を語りだす。と同時に彼女の声は消え、彼女はこの世からいなくなる。

彼女はどこにも所属する場所をもたず、それを操作(移動)する者の素材としてのみこの世界にあらわれることができる。当事者としての言葉をあらかじめ奪われている。彼女は自由であることを約束されている。「そっとしておいて」という言葉を発することもできる。つまり、自由に束縛されている。ほんとうの親のように彼女の身体に気をつかってくれるものもいる。(これからのためにも不妊手術をもれなくほどこすべきだ)。消えてしまった彼女を手放すものはどこにもいない。

真の独立のために、
彼女を生き返らせるために、
いくつもの高い塔が崩れ落ちなければならない。
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