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あの岡真

彼は嘘をつく商人。夢の中で現実化をまぬがれた行為のかわりに、行為によって実現される殺人の夢。
地獄で生きるより、頭の中の天国のほうがマシだ。今は死んだも同然、ここは地獄。一瞬にして自分をパラダイスに送ってくれる。

ぼくの光彩放射のための、それからぼくの透明化のため、ぼくの不在性のための口実であるあの若者たち。
小学校で赤いランドセルをしょっていた少女が倒れて視界から消える。順番がきたのでぼくは出発する。顔も名前も覚えていない新しい友人とともにバスに乗る。

そうした惨禍がなかったならば、人々が送っていたであろう物語。棗椰子の木陰で笑いさざめく子どもたちの声。ワタン(故郷)。

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